.:*:。恋は盲目・゚:*:・'°☆

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「面白そうなんですよねえ…玉袋先生って色々。それに、間近であの技の数々が見れるならやってみたいです」 「本当にいいでおじゃるか?」 「はい、もっちろん」 どうせ誰も決まっていないし、アソコスキー先生じゃないなら誰でも同じでおじゃる。 「では扇喜、お願いするでおじゃる」 「わ~い、よろしくお願い致します」 こうして麿は、全く考えも及ばなかった扇喜にセコンドについてもらうことにした。 今はただ、乱れた心の引き出しを整理して、本番に備え準備するのみ! アソコスキー先生の好みに近づけないなら、違う角度から麿の良さを見てもらうしかない。 ダダスーツのフードを脱ぎ、大きく深呼吸した。 「麿の目標は、前人未到の五連覇に決めたでおじゃる。扇喜、サポート頼んだでおじゃる」 「了解です」 1つでも他人より胸を張れる麿になるでおじゃる! 「♪~燃える炎を踏みしめて 真っ赤な焼け石踏みしめて 明日への自分を呼び覚ませ! 凍てつく氷を踏み越えて 褌一丁 漢(おとこ)の魂見せつけろ 明日への自分を呼び起こせ 嗚呼、絆愛、絆愛高等学校~ぉ♪でおじゃる」
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