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「残念…アノ“アニマル”ハ、アニマル違イネ…ワタクシノタイプカラ7尺強ズレテルネ」
『マイッチング』と鼻の穴に胡瓜一本分はありそうな指を勇ましく突っ込み、ほじるとピンっと小豆大の塊を飛ばす…
その様が不味いことに、野性的でありながらジェントルマンらしく、麿は目が釘付けになってしまったでおじゃる。
「ワタクシハ、身長210cm・体重145kg・バスト 160cm・ウエスト115cm・ヒップ130cmハ軽ク欲シイデ~ス」
「英語の教科書の【肩甲骨は恋の羽根】に書いてあったでおじゃる」
「OH♪ワタクシノ携帯夢小説ヲ教科書ニ書籍化シマシタ。覚エテクレテマシタカ」
嬉しそうに麿の手をとり握手をする。
当たり前でおじゃる。
暗記してしまうほど、毎晩読んで感動していたでおじゃる。
それにしても、アソコスキー先生の手は保湿効果が高いのか、じっとりと湿っている。
あのバナナの房のような手は、こうして常に維持されているんでおじゃるなあ。
「ヤハリ世紀末覇者ノ時代!アノ胸デpressサレタイネ。マサニ理想的」
だが、わかっていたこととは言え…
麿にはアソコスキー先生が求めるマッスルbodyは持ち合わせていない。
アソコスキー先生の理想には背も体重も何もかもが足らないでおじゃる。
それに、次の世紀末まで麿がもつかどうかも疑問…
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