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「僕、その花を探すよ!!」
「なに言ってるんですか?貴方は阿呆ですか?」
飛鳥先輩を一刀両断する副委員長。
「うう...だってさぁ...副委員長だって気にならない?てか副委員長って好きな人居ないの?もしくは恋人。」
この流れでそうもっていける飛鳥先輩にある意味尊敬するよ。
「貴方には関係ないでしょうが!!大人しく仕事をしてなさい!!」
副委員長、耳まで真っ赤だな...どうやら好きな人、もしくは恋人がいるようだ。
「副委員長は堅いなぁ~。そんなに眉間に皺寄せてばっかりだと幸せ逃げちゃうよ?」
副委員長にここまで言える飛鳥先輩に尊敬というより憐れみが...
「その原因の7割が貴方のせいだということをお忘れなく...」
これはもう逃げた方がいいかもしれないな。
俺はそっと風紀室から抜け出した。その数秒後、飛鳥先輩の断末魔が聞こえたような気がするが...気のせいだな。
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