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「それが怖いんだろうが…。ってか、あとどれぐらいで着くんだ?」
「このまま学校近くの空港に着陸するよん♪」
も、もう驚かないぞ…!
全く…。
そんな金持ちが通う高校なんて選ぶなよな~
…………薫が一緒だからいいけど。
ブツブツと文句を垂れる間に飛行機は空港に到着し、
そこから学校まで行けるバスに乗り込んだ。
正門らしきモノが見えてきて、なんだか新しい環境というものを改めて感じ、1人ドキドキと緊張してきた。
ただ、薫に関しては
「ベッドの配置はこうして、リビングはこう。あ、キッチンはゆきちゃんが夢なんだ~って話してたオーダーメイドの対面にして…、お風呂のドアはガラスね!!絶対!中はジャグジーで丸型にして……ゆきちゃーん!トイレのドアはガラスでいいか「ダメに決まってんだろぉーー!!」ふぎゃっ!痛いーーじゃあ、妥協してカメラだけ付けとくよ~」
?カメラ???
「薫、それやったら絶交な?」
「じ、冗談だよ~(苦笑)あ~なんか勝手に門が開いてくね~。義兄さんから預かってる鍵があるから先に寮行こ~♪」
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