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呆れと疲れもあって言い返す気力も失せた頃、
「薫様、由貴様、到着致しました。
時間がないので30分程でお買物を終えられますでしょうか?」
「あぁ、30分経っても終わらないようだったら、
目ぼしいやつを選んでおくから、後で部屋に届けておいて。」
「ありがとうございます。助かりました。」
「承知致しました。
仕事ですからお気になさらず。」
瀬戸さんにお礼を言いながら、急いで店に入った。
ーーーーカラン。
扉を開けると珈琲の良い香りと、壁一面に珈琲豆やドリップ用品が並び
中央やレジ付近には季節のオススメや軽菓子などがディスプレイされいた。
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