81人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
お目当ての豆を探しつつも、季節の豆に少しだけ視線を向けると
「ゆきちゃーん、僕この春のブレンドが気になるな~あといつものやつ!」
薫はそう言いながら、いつの間にか手にしたカゴにポイポイと入れていく。
「あぁ、俺も気になってたからいいよ。あとこれから使うだろうから…水出しコーヒーの粉とノンカフェの豆も。」
ーーーーピロリン。
「あ、もう時間切れになる。ゆきちゃんそれでもうOKかな?せっちゃんに頼むものがなければ買っちゃお~」
「もうそんな時間か…。すいません、グァテマラとブレンドを粗挽きにして頂けますか?あと、これも一緒に。」
レジにカゴを置きつつ欲しかった豆を頼み、
目が欲しかったのか空腹を感じたからか、軽菓子を手に取りカゴに入れた。
最初のコメントを投稿しよう!