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僕がたどり着いたのは、
お茶屋さん。
店の入り口の前の右側にベンチがおいてある。
ベンチの真ん中が僕の特等席だ。
最近では、僕の専用の座布団まである。
お店のお婆ちゃんが僕の為に用意してくれた。
ここの店のお婆ちゃんが僕の事を気に入ってくれている。
この場所で休憩する様になったのも
お婆ちゃんに声をかけられだからだ。
お婆ちゃんとただ一緒に日向ぼっこだ。
日当たりが良くてこの場所も好きだ。
心地良くて、ついつい眠くなるぐらいだ。
ある時お婆ちゃんが言った。
「この店の看板娘みたいだねぇ」
僕は良く分からないけどお婆ちゃんは
僕がここに居るとお客さんが来てくれると言っていた。
そうなのだ。
僕は人に声をかけられやすいみたいだ。
僕はお婆ちゃんが好きだから来てるだけなのに。
あっ!あとたまにくれる
おやつも好きだけど…
一番は声をかけてくれる
お婆ちゃんだ。
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