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そんなことを話していると、翼が
「梨佐はいかなくていいの?縁結び。」
と梨佐に話しかける。
「いや、恥ずいし…」
と、梨佐は手を顔の前でぶんぶん振り否定。
すると、雨宮が振り向き。
「予定に入ってるから、行くよ~
縁結んでもらわないとね。」
と、にやにやしながら言った。
あんな顔の雨宮初めて見たわ。
健斗の案内で縁結びの神社、地主神社に行くと雨宮が梨佐の手をひっつかみ境内にある恋占いの石に連れていく。
二つある石から石の間を目をつぶって到達できたら恋が叶うって書いてある。(ざっくり)
「Let's go!!梨佐!」
そう言って雨宮は梨佐を送り出す。
「あんたはそっちの石から梨佐を導いてやりなさい。」
雨宮は俺を反対側の石まで連れていきそう指示する。
なんかよくわからんが梨佐を誘導しつつ、写真を撮る。
なんか後ろから翼が見当はずれなアドバイスをしていて右往左往して面白いことになっている。
「だまされんなーもっと左だぞー」
「よう!なんでそんな適当な感じなの!?」
「梨佐、奴は信用しちゃだめ。もっと右」
「いや、声を聴けばわかるでしょ…」
「だって、めぐがようを派遣した時点で信用ないし!」
「そう、宮ちゃんは信用できない。」
「健斗ぉ!みんながいじめるぅ」
「うわっなんかキモ!」
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