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「どうしたんですかせんぱぁい。黙り込んじゃって。いつもみたいに為になるアドバイス下さいよぉ。ほら、はやく。せんぱいらしくないですよ?」
実に気持ちがよかった。
散々私を馬鹿にして、そして自らの罪を私になすりつけたクソ上司が私の前で跪いている。
「顔上げてくださいよ。自慢の綺麗な顔を見せてください。うわっ、鼻水でぐちゃぐちゃ。気持ち悪いですよ、いやまじで」
笑いが止まらない。
「どうですか? 私みたいな出来損ないの部下に監禁されるのは?」
「…………………」
「なんか言えっつーの」
顔を蹴飛ばす。
あーあ、さらに醜くなっちゃいましたねー。でもお似合いですよ。
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