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姉「そんなに褒められても何も出ないぞ。調子には乗りまくるがな!」
弟「クールダウンしてくれマジで。ほら、晩御飯食べに行くから動いてくれよ(グイグイ)」
姉「やだ! やだやだ! おうちごはんがいいの! 弟ごはんがいい!」
弟「平仮名を多用しながらイヤイヤするな。幼児か(グイグイ)」
姉「幼姉ちゃん(おさなねえちゃん)だ! これは流行る!」
弟「そんな漢字だけだと読みにくい姉ちゃんが流行ってたまるか。と言うかそれは多分既に普及してる(グイグイ)」
姉「既に普及している幼姉ちゃんは見た目まで幼いだろう! あれはお姉ちゃんじゃないと思うな私! お姉ちゃんは私のようにグラマラスでないと!」
弟「人それぞれだよ姉ちゃん。俺にとって姉ちゃんはグラマラスで黒髪ロングだけど、世にはそうじゃない姉だっているんだ」
姉「偽姉ってやつだな」
弟「いやそんな言葉ないから。ほーらー、行くぞー姉ちゃんー。お姉ちゃんなんだからこんなワガママ言わないでくれよー(グイグイ)」
姉「やーだー。お姉ちゃんは弟に甘やかされる生き物なんだからいいのー。家ではだらしない系お姉ちゃんなんだよー(ダラーン)」
弟「あーもー、身体から力抜くな! 寝転がろうとするな!」
姉「(弟に窘められるの超気持ち良いな……)」
弟「謎の恍惚顏もやめろ!」
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