「淑女、きっと淑女」

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姉「貴様のような淑女がいてたまるか。貴様が淑女なら死肉を食い漁った直後のハゲタカだって淑女だ」 「そっちこそない淑女には程遠いのに何言ってるのかしら。あなたが淑女ならゴールデンウェーブ・モンスターだって淑女よ」 姉「おい! せめて地球上の生物と比べろ! 酷過ぎるぞ!」 「あなたがね。同意するけど。と言うか、あなたのどこら辺が淑女なのか教えて欲しいんだけど」 姉「そんなことも分からないから貴様はおかっぱサイコパス、略しておかっパスと呼ばれているんだ」 「私のはボブカットよボブカット。と言うか呼ばれてないし」 姉「私のどの辺が淑女なのかという話だな。そうだな、強いて言えば、弟の私物を口に含むこと、かな・・・・・(キリッ)」 「ああ、頭に変態が付くタイプの淑女なのね。納得納得」 姉「黙れおかっパス」 「そんな間抜けな響きのあだ名じゃないから変態淑女」 姉「おかっパスよりマシだな」 「その情けないあだ名やめて恥ずかしい」
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