「淑女、きっと淑女」

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「分かってくれて何よりだわ」 姉「ああ、さらに白燐会長にさっきの嘘を教えたいと思うほど分かったぞ」 「ド鬼畜! 最低ねあなた!」 姉「弟ならこんな感じに返すかなって思ってな」 「そんな嫌な影響受けないでよ! 良くないわよそれ!」 姉「しかし、愛しい夫だからな。ついつい似てきてしまうんだなこれがウハハ」 「何嬉しそうにニヤついてんのよ。夫についてはツッコミ入れないわよ」 姉「ツッコミどころなど皆無だろうに。しかし、貴様も分かるんじゃないか? 惚れた男の影響を受けることくらい、貴様にもあるだろう多分」 「そう言われてみれば……。あるわね、色々と。旦那の趣味に影響受けまくってるわ私」 姉「どんな性的な趣味だ?」 「いや性的な意味でじゃないから。いや確かにたかっちゃんの性的な趣味に合わせた下着着てるけど」 姉「合ってるじゃないか! 一瞬の否定はなんだったんだ」
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