「淑女、きっと淑女」

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「それならなおさら問題ないじゃない! クソが!」 姉「そんなに怒るなよ。問題ないんだから」 「問題ないから怒ってるのよ! たかっちゃんに揉みしだかせたいのよ! と言うかえっちなことしたいのよ! 首筋にキスマーク付けまくりたいのよ!」 姉「本編の外で好きにしてくれ。私は止めないから」 「それをするために相談してるのよ! たかっちゃんはほんっとうに真面目で古風でいじらしい! 結婚してからなんて、なんて古き良き日本男児なの! でももはやそれ婚約なんだからフライングしてもよくない!? そう思わない!?」 姉「だから知らんがな。それならもう襲ってしまえばいいだろめんどくさい」 「イヤよ! 私は襲われたいの! 好きな人に求められたいのよ! 普段初心で純情でヘタレなたかっちゃんの理性が陥落して私を性的に襲う! これが! これがいいの!」 姉「我が儘なやつだなこいつ。そんなんだったらこっちだって弟に襲われたいわ! 夜這いされたいわ!」 「そっちも襲われたいんじゃない! 私に襲えとか言っといて、よくもまぁそんなこと言えたわね!」 姉「いいだろうが別に! 弟がその気にならないと始まらないだろうが! まぁ実際襲われたら恥ずかしさのあまりまともに顔も見れないだろうがな!」 「めんどくさ! そっちのがよっぽどめんどくさ!」
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