「紳士、変態紳士」

7/21
前へ
/310ページ
次へ
「さっきまでのお前は『何言ってんだこのサイコパス』と思っていたが、これに関しては大いに同意しよう! 唇はエロい!あーちゃんの唇エロい!」 弟「ああそう……なんか急にあんたのテンション上がってこっちが冷静になってしまったから、大したリアクションできないわ」 「それさっきまでの俺だぞ。と言うかお前から言い出したんだからもっと大げさな反応しろや。唇引きちぎるぞ」 弟「唇の皮剥がれるだけでも痛いのに本体ちぎろうとするなよ。するする、大げさなリアクションするって。白燐会長のアへ顔くらい大げさなリアクションするさ」 「月ヶ洞のアへ顔が比較対象に出せてしまうほど俺たちの会話の中でありふれたものになってしまっていることについて論争したいが今は捨ておこう。舌なめずりってエロいよな!」 弟「ああ! 分かる! いいよな! エロいよな! そう考えると舌もエロいな!」 「そうだ! それも分かるぞ! 長い舌もちろっと出される短い舌もいいぞ!」 弟「確かに! あと艶やかに潤った唇も、色素が薄めの唇もいいぞ! いいぞ!」 「分かる! 分かるぞぉおおおおお!」 弟「うおおおおおおお!!!」 「ただ過剰な赤ルージュは許さん」 弟「うん」 注意:あくまで彼ら個人の意見です
/310ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1195人が本棚に入れています
本棚に追加