「紳士、変態紳士」

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「うんうん、やはり口はエロい。食事をする姿はエロいとまことしやかに語られているくらいだからな。ある意味当然の結果だ」 弟「口の中は粘膜だからな。そりゃエロい。エロくないわけがない」 「あと世の中には丸呑みフェチとかもいるからな。行き過ぎな感もあると俺は思うが」 弟「二次でしか成り立たない性癖だからセーフ」 「現実に持ち出して周りに迷惑かけたり犯罪犯したりしなけりゃセーフの風潮。概ね同意」 弟「実害ないからな。裏を返せば人に迷惑がかかる性癖はNG。例を挙げれば白燐会長」 「その話はやめろ。一応普段は良い子なんだからな月ヶ洞は。一応」 弟「一応を二回も言わないといけない時点で良い子というには些か厳しいと思うんだが。あと白燐会長は少しエロさに欠けるよな。美術品みたいな美人さんだし」 「いきなり知り合いのエロさについて語るんじゃねえと言いたいところだがここは流そう。その意見には俺も賛成だ!」 「(黒髪ひね男もそういうこと考えてたりするのか……)」
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