「紳士、変態紳士」

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弟「あと関係ないけど今さっきエブリスタのバナーに『私の処女3千万で買って』ってあったぞ」 「それはフィクションだからいいんだよ! 大いに結構! 好きにやれ! こっちも好きにやるから!」 弟「いや十分好き勝手やっちゃってるよ主に白燐会長が。未来で刃傷沙汰やらかすよあんたに」 「俺が相手なのだけが救いだな。あいつが人殺しになる心配はなさそうだ」 弟「懐深すぎだろ! そうならないように努力しろ!」 「大丈夫大丈夫、流石にそこまでしないだろ」 弟「(この人大体何されても効かなさそうだからか、色々鈍感だよね。人間辞めるって怖ぇなぁ)」 「まぁそこらは問題ないからいいとして、猥談だからって生々し過ぎるのはNGだ。ちょうどいい塩梅を探せ」 弟「この前俺あんたに同じこと言われた気がするんだけど」 「あれは冗談っぽい聞き方だったろ! お前の聞き方はなんか生々しかった! あれダメ! 男の下ネタ談義にああいうのダメ!」 弟「言い方気持ち悪いぞ。でもまぁ言いたいことはよく分かる。だから言い淀んでたのに無理矢理言わせるから。これだからヘタレは」 「うるせぇ、への字に折り曲げるぞ。まぁ分かってくれたんならいい。こういう認識の共有は大事だからな。読者にも分かってもらえるように具体例を挙げよう。例えば、アダルトビデオ的なものを置いてある店に友達と一緒に行って商品見て『こらニッチなジャンルやのぉ……』とか言い合うのは楽しいが、それを一緒に観ることは絶対にしたくないみたいな感情だ!」 弟「プライベートは大事だからな。まぁ気にしない人もいるのかもしれないけど俺は気にする」
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