「紳士、変態紳士」

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「てめぇ人の好みにケチばっかりつけやがってクソ野郎! 俺の性的趣味は最終的にあーちゃんへ帰結すんだからどうしようもねえんだよ! 死ーね! 死ーね! さっさと死ーね!」 弟「黙れそっちが死んでろ! 猥談だっつってんのに隙あらばノロケようとしやがって! 男の猥談で個人名出してんじゃねーよ! 『ああいう格好ってエロいよな』程度の話がしたいんだ俺は! 気負わず驕らない猥談を望んでるんだ!」 「うるせえこまっけえんだよてめぇはよぉ! んなさじ加減知るかってんだ! 俺に猥談振るってこたぁあーちゃんエロ可愛いって話になるに決まってんだろうがボケナス! ウチの嫁どんだけ可愛いと思ってんの!? 俺色んな次元超えて来たけどあーちゃんより可愛い存在とかいなかったんだけど!? そこら辺理解したか!?」 弟「それこそ知らねぇよ超越者が! ドローンでも購入してろ!」 「時事ネタに触れてんじゃねえ! 扱いづれーよ!」 弟「どうせ漫画版になったらカットされんだからいいんだよヘタレ!」 「そこまで見越してるんなら言うなよクソったれ!」 弟「お前が無駄に多機能なのが悪いんだよ! 多機能な癖に一途な恋愛しやがって! あれこれっていいことじゃん! 尚更ムカつく! 死ね!」 「なんでや! いいことならいいだろ!」 弟「いいことだけどお前だから気に入らねぇ! ムカつくからあんたの彼女、白燐会長と同じ金髪になれ!」 「あーちゃんな金髪になってもエロ可愛いから問題ないもんねー! バーカバーカ! てめぇの姉はボーイッシュでメガネになってろ!」 弟「だから! (姉ちゃんだったら)ボーイッシュもメガネもエロい! エロいんだよ! あんたも分かるだろう!」 「なら(あーちゃんなら)金髪だってエロいわ! 碧眼だったらなおエロいわ!」 姉「弟」 「あなた」 弟「分かった!」 「これ詰んだやつだ!」 第八話お了い。
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