「淫乱と痴女は違う」

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姉「私と弟の日常会話は品というかあひぃんって感じだけどな。弟は家の中なら所構わず襲ってくるから」 弟「ほら品がない。しかも嘘まみれだ」 姉「弟は私の体液まみれだけどな。まぁ裸で絡み合ってるから仕方ない」 弟「まだ嘘をやめないかこのヤロウ。裸でもないし絡み合ってもないわ」 姉「なら王道の、私が弟の体液まみれになっているでいいよ」 弟「いいよじゃないよ良くないよ。悪いよ」 部長「なら折衷案の武智さんがヨーグルトまみれで手を打つべ!」 副会長「どこら辺が折衷案!? 別案なんですけど! いい迷惑なんですけど!」 部長「もしくは武智さんが原液カルピスまみれでもおっけー」 副会長「欠片も譲る気ない! 結果ほぼ同じじゃないですか!」 部長「うるせぇ! ぶっかけんぞ!」 副会長「直球! ぶちますよ!?」 部長「武智さん如きが私に歯向かおうなんておこがましいべ! そらそらそらそら!(ツンツン)」 副会長「わひゃっ、脇腹つつかないでください! あはっ、きゃははははっ! くすぐったい!」 姉「おら(ゴリ)」 副会長「いっづぁ!? 指折り曲げて第二関節で脇腹ごりってされた! いづぁい! なんで!?」 姉「いや、なんか見てたら腹立ったから」 副会長「私笑うことすら許されてないんですか!?」 姉「ああ、そうだ」 副会長「酷い!」 弟「(家帰ったら姉ちゃんに説教しとくか)」
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