「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

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白燐女学院昼休み 白燐会長「あーまみやさーまをー、れーいぷっぷーっと。あ、ご機嫌麗しゅう貴女様」 ダスト「引き止めたくないけど待てや。開幕の鼻歌何なんだよなんでお前はそんなにえげつないものを開幕からぶちかましてくるんだよフリッカージャブ喰らったような眩暈がしたわ」 白燐会長「別に……ただの願望垂れ流した鼻歌ですけど? 何か問題でも?」 ダスト「(バチン)」 白燐会長「いたぁっ!? ビンタされた! 何にも悪いことしてないのにビンタされた! 雨宮様に言いつけてやる!」 ダスト「その雨宮とかいうやつに対して空前絶後の悪さ働いてるくせにふざけたこと抜かすなよサイコパストーカー」 白燐会長「そっちこそ弟さんとやらの家に忍び込んだりゴミ漁ってるくせによくそんな妄言を言えますわね。ドン引きですわ」 ダスト「(ゴミはともかく)家に入るのは許可貰ってるからいいんだよこっちは。そっちは許可貰ってないだろうが」 白燐会長「何言ってるんですか! 私はまだ雨宮様の家に忍び込めてはいないんですよ!? 嫌味か貴様ッ!」 ダスト「知らねーしお前は地上最強の生物じゃねーだから口の利き方に気を付けろ(ギリギリギリギリ)」 白燐会長「いひゃいいひゃいほっぺひゃつねりゃないでくらはってちょっ片手で両頬鷲掴みにするのはマジでいだだだやめてやめてくださいまし泣きますわよわんわん泣きますわよ雨宮様の名前連呼して泣きますわよいいんですか至極めんどくさいですわよあと3秒で泣きますわよいちにーさー」 ダスト「もうこの時点でめんどくさいわ(バチンバチン)」 白燐会長「いつあぁっ! 今度は往復ビンタされた! 雨宮様にこのこと言って慰めてもらおうっと! ヨッシャアァッ!」 ダスト「(1ページ目でもう疲れた)」
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