「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

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白燐会長「あら、どうかなさいましたか貴女様。顔が吐瀉物色ですわよ」 ダスト「せめて土気色って言えよ。いやまず土気色でもないけど」 白燐会長「しかし疲れているような表情なのは確かですわ。参考になるかは分かりませんが、そういう時私はよく雨宮様に凌〇されている妄想をするんです。するととても元気が湧いてきますわ。下から」 ダスト「吐き気がするわボケ。男の配役を弟に変えるわ。うわっ、元気出てきた。弟に会って元気ハツラツ(意味深)したい」 白燐会長「あ、雨宮様を妄想で使ったら殺……。まぁはしたない。品性を疑いますわ」 ダスト「今サラッと殺すとか言おうとしたよなお前。お前んとこの会社殺すぞ(ギリギリギリギリ)」 白燐会長「胸ぐら掴まないでくださいまし! 胸ぐら掴まないでくださいまし! 会社殺さないでくださいまし! 経営破綻させないでくださいまし!(ジタバタジタバタ)」 ダスト「(パッ)ならもう調子乗ったこと言うんじゃねぇぞカニバカ」 白燐会長「(雨宮様ならここでおちょくるんだろうな……めっちゃ調子乗りたい……『黙れ貧乳ヤンデレサイコパス』って言いたいしこれは私のことじゃない)」 ダスト「顔が調子乗ってやがるからしばく(ゲシゲシ)」 白燐会長「ちょっそれは脳〇もといノーカンでしょう!? いたっすね蹴らないで! 雨宮様用の身体に傷が付いちゃいますわ!」 ダスト「お前は身体も精神も脳味噌も呪われてるから、お前が生命活動停止すると同時に肉体は黒いもやになって消滅するから傷だらけで死ね(ゲシゲシ)」 白燐会長「何ですかそれ! まるで私がモンスターか何かではありませんか! 風評被害甚だしい!」 ダスト「風評がお前に触れた瞬間汚染されてたぞ。黒い旋風になって通行人を八つ裂きにしてた」 白燐会長「風評が被害受けて鎌鼬に転生してる! それじゃ私本格的に化け物じゃないですか! 異議申し立てますわ!」 ダスト「(化け物のくせに何言ってんだこいつ……)」
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