「外食嫌いのお話」

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姉「なにか、なにか他に方法があるはずだ……!」 弟「ないない。ないよ。ないない」 姉「五回も言うな! 弟の絶倫!」 弟「せめて関係あること言ってくれ」 姉「私は弟が五回くらいなら休みなく発射できる絶倫だと信じてる!」 弟「その真偽は今のところ俺にすら不明だ。ほら、ご飯行くぞー。美味しい美味しいご飯が待ってるぞー」 姉「美味しいご飯は弟が作ったご飯だけだろう!」 弟「極論やめーや。と言うか俺普通に晩飯にパックのもずくとか出したことあるぞ。そしてそれを美味しい美味しいって食べてただろ」 姉「そんな記憶はない! あっても消した!」 弟「消したのか、自白ありがとう。俺以外が作ったもんでも美味しいもんは美味しいんだよ。そこは認めろ」 姉「ぐぬぬ……。まぁ、弟が作ったもの以外でも美味しいものがあるということは認めよう。しかし、しかしだ! 一番美味しいご飯は弟が作ったご飯だということは曲げないぞ!」 弟「はいはいありがとう。なら明日は親子丼作ってやるから、今回は我慢しなさい」 姉「親子丼! い、いや、そ、そそそんな私は食べ物で釣られたりなんかしなしないぞ弟よ」 弟「お代わりも付けよう」 姉「…………い、いいや! 弟のご飯を二回食べる方が良いもん!」 弟「子供か。なら、夜食も作ろう」 姉「……夜食何?」 弟「んー……。チャーハン。刻み梅干しも入れよう」 姉「さぁ弟よ! ぐずぐずするな! 外食に行くぞ! 今日は我慢の日だ!」 弟「はいはい、りょうかーい。行くぞー」 ーーー ーーーーーー
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