「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

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白燐会長「ハッ! わ、私、と、とんでもなく不敬でありながらも背徳的な考えを思いついてしまいましたわ……!」 ダスト「(自分の今までの行いのことかな?)」 白燐会長「今までの純真無垢なる、穢れなき考えしか思い浮かべることしかできない私から、こんなおぞましいことを思いついてしまうなんて……!」 ダスト「(今までのお前の行いが純真無垢だったら、今まで人類史上で起きた事件の大半は子供の悪戯レベルに格下げされるわ)」 白燐会長「これはもしや、目の前にいる極悪スチールウールの所為なのでは……?」 ダスト「誰がスチールウールだボケ。私の髪型はカス○ムメイド3D2のシンプルショートとダブルレイヤーショートで再現できるんだぞ。ハネ髪なんて要素なんざ欠片もないわ」 白燐会長「なんでエロゲーで自分の再現されているんですか……。そういうゲームじゃないと思うんですが」 ダスト「いや、弟がそれ買ってたから、遊びに行ったときに勝手に起動して作っといただけだっつの」 白燐会長「私も購入して雨宮様のパソコンに導入して、私を作っておかないと……。って、それもいいんですけど、今は私が思いついてしまった不敬の方が重大なんですよ!」 ダスト「ふーん。あっそ」 白燐会長「クッソ興味なさそう! ちょっとくらい興味持ってくれてもいいじゃないですかー!」 ダスト「お前ってアレだよな。割と構ってちゃんだよな。死ぬほどうぜぇ」 白燐会長「死ぬほどって! そこまで言わなくてもいいでしょう! 女の子は大体構ってほしい生き物なのですわ!」 ダスト「お前は化け物だっつってんだろ。あとそこまで言うんならさっさと言えよその不敬とやらを」 白燐会長「貴女様ってなんだかんだ言って最後は折れますよね。ツンデレですか?」 ダスト「んなわけねぇしお前は引かねぇし相手してて疲れるからさっさと言えっつってんだよ」 白燐会長「わお辛辣。まぁいいですけど。それでですね、私が思いついてしまったのは……………………雨宮様をペットにしたいという暗くも魅力的な考えですわふひっ」 ダスト「いって、思ったより深く千切れたな」 白燐会長「なんで自分のささくれ千切ってるんですか! 依然として興味ナッシングですか!?」
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