「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

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ダスト「お前が喋る度に悪人が黒い蒸気を噴出しながら死んでいってるからな。そしてその悪意が籠った黒蒸気はお前の中に吸収されて蓄積されていってる」 白燐会長「なんで私悪を司ってるんですか。と言うか悪人殺してるんなら私は善人なのでは?」 ダスト「悪人の敵は悪人だけだっつの。うわ、これ凄く深い言葉っぽい。弟に教えよ」 白燐会長「そんなこと一々教えたりするからささくれ弄られるんですよ」 ダスト「弟がささくれ弄ってる時は話に夢中の合図だっての」 白燐会長「ついさっきまで言ってたことと真逆なんですが。テキトーに喋るのやめて下さいませんか? 真面目に私の話聞いてもらいたいんですけど」 ダスト「真面目に話聞いてもらいたいんなら真面目な話しろや……。お前は気が狂ったかのようなことしか言わないから真面目に相手してらんねーんだよ。はぁぁぁ……。コイツの顔面に拳叩き込んでめり込ませたい」 白燐会長「そんなギャグマンガじゃあるまいし」 ダスト「残念忘れがちだがここはギャグカテゴリの世界だ(メリィ)」 白燐会長「誇張表現いづぁ!」
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