「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

13/21
前へ
/310ページ
次へ
白燐会長「あらうっかり。テヘペロ!」 ダスト「(グリグリ)」 白燐会長「かかとで足の小指踏んできた!? それダメなやつです! 折れますから!」 ダスト「テヘペロとかすんな気持ち悪い」 白燐会長「なんてことを言うんですか! 可愛いですわよ! 雨宮様が瞬間発情するくらい可愛いですわよ!」 ダスト「それが事実だったとしても可愛くねーよ禍々しいわ効力が。私くらいの可愛さが無いと使いこなせねーよテヘペロは」 白燐会長「なんか貴女様がテヘペロしたら物理ダメージ入りそうですわね。ペロの部分で尖った舌が襲ってきて穴開けてきそう(ジー)」 ダスト「なんで私の頭見ながら言ってんだよこの髪ふわっふわだぞ尖ってなんかねーよ」 白燐会長「えっ!? 有刺鉄線じゃないんですかフッ」 ダスト「(ギリギリギリギリ)」 白燐会長「(ジタバタジタバタ)」 ダスト「(ボスッボスッ)」 白燐会長「(バンバンバン! バンバンバン!)」 ダスト「(ボスッボスッ)」 白燐会長「タップしてるんですから離してくださいまし! 何無言でクリンチしながらボディブローかましてくるんですか!ここはリングではありませんわよ!」 ダスト「(ボスッボスッ)」 白燐会長「ボゥエやめないし! 変な声出たし! 発言取り消しますから! 貴女様の髪の毛は超ふわふわ! 弟くんとやらも大絶賛!」 ダスト「(パッ)それマジだったらケーキ奢ってやるよ」 白燐会長「いりませんわよ自分で買いますから……。こんな華奢な身体を気安く殴らないでくださいまし。打たれ弱いんですから」 ダスト「雨宮ってやつなら?」 白燐会長「鞭でも槍でもバッチコイ!」 ダスト「超打たれ強いじゃねーかよ」
/310ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1195人が本棚に入れています
本棚に追加