「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

14/21
前へ
/310ページ
次へ
白燐会長「精神が肉体を凌駕する、ってやつですわね」 ダスト「お前はグラップラーの蔓延る世界に行って『すごいね人体』とか言われとけ」 白燐会長「ハッ! 精子が肉体を支配する……! いや、雨宮様の……(ブツブツ)」 ダスト「すごいね(サイコパスの)精神。心が腐るかのような気持ちだ」 白燐会長「でも正直精子で肉体を支配する能力があったとして、それどんな状況下で使えるんですかね? 街中で露出すればまず間違いなく警官に複数人で囲まれて能力もクソもないと思うんですが」 ダスト「何真面目に考察し始めてるんだよ。それの答えはエロ同人に載ってるからテキトーにとら〇あなで漁ってろ」 白燐会長「私は通販派です」 ダスト「買ってんのかよ……」 白燐会長「そりゃあ、将来雨宮様といたしますし……。予習というやつですわ。商業誌の方はリョナに対する規制が厳しいですし」 ダスト「あーぁ、お前が特に理由もなく不幸な目に合う同人誌ねーかなー」 白燐会長「雨宮様によって、ですわね!(キラッ)」 ダスト「舌出しながらウインクと共に裏ピースしてんじゃねーよ殺すぞ」 白燐会長「貴女様ってアレですわよね。可愛いポーズとか嫌いますよね。自分が可愛くないからですか?」 ダスト「なんでお前最近調子乗ってんの? 一体何がお前をそこまで横柄にさせるの? お前最初そんなんじゃなかったよな?」 白燐会長「そりゃあぁ、今の私を形作ってる全ては雨宮様ですしぃー。雨宮様のこと考えたらルンルン気分になりますしぃー。私雨宮様のことしか考えておりませんしぃーふひひ」 ダスト「(あいつを殺せばこいつも大人しくなるのかなぁ……。いやもっとヤバくなりそう)」
/310ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1195人が本棚に入れています
本棚に追加