「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

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白燐会長「ほーら貴女様。カモンカモン。足を重点的にお願いしますわ。歩けなくなったら雨宮様がお姫様抱っこして生活してくれるかもしれませんし」 ダスト「お前は『かもしれない』程度の可能性で足を潰そうとするのかよ……怖いわ……」 白燐会長「まぁ雨宮様優しいですから。少なくとも私が後悔するような結末にはなりませんわ」 ダスト「そうかもな。お前じゃなくて黒髪ひね男が後悔するような結末にはなりそうだけど」 白燐会長「あと診察だから雨宮様の前で全裸になっても問題ない」 ダスト「その下心があることが問題だろボケ。頭の病院行け」 白燐会長「(頭の病院……脳〇の補助的なことができるんでしょうか……?)」 ダスト「精神病院行け。お前が一番病んでいるのはその心だ」 白燐会長「まぁ恋の病ですからねぇ。一種の精神疾患という考え方もあるかもしれませんね」 ダスト「お前は恋の病じゃなくて変な病だよ。変人だよ。狂人だよ」 白燐会長「貴女様も大概のくせに……(70デシベル)」 ダスト「うるせぇ! 走行中の車なみのうるささ!」
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