「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

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白燐会長「あらごめんあそばせ。ついつい雨宮様に詰め込まれたお腹の中のスピーカーの電源がONになってしまいましたわ」 ダスト「嘘吐け! どうせお前が自分でやったんだろ!」 白燐会長「あ、スピーカー入れてるってのは嘘と捉えて貰えなかったんですね……。流石にスピーカーは入れてませんわ。雨宮様が入れろって言ってませんし」 ダスト「言われたら入れんのかよ! 何のメリットがあるんだよ!」 白燐会長「うーん、行為中の私の喘ぎ声が大きくなって、雨宮様の気分が良くなる的な効果があるんじゃないでしょうか? 別にスピーカー無くっても大声出ちゃいますけど。ねぇ?」 ダスト「いやねぇ? じゃねぇよ。経験ねぇだろお前」 白燐会長「妄想では私の喘ぎ声で近隣住民から苦情が来てますわ」 ダスト「妄想の中ですら迷惑! 妄想世界の近隣住民に謝れ!」 白燐会長「貴女様、ごめんなさい」 ダスト「妄想世界の近隣住民私かよ! 現実でも妄想でも私に迷惑かけんじゃねぇ! 現実でも妄想でも死ね!」 白燐会長「死ぬなら雨宮様の下で死にたいなぁ」 ダスト「せめて腕の中って言えや! お前の発想は狂い過ぎだ!」
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