「御令嬢たちの優雅な昼下がり」

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白燐会長「腹の中? うーん、まぁカニバられたら確かにそうなりますね」 ダスト「う・で・の・な・か! そしてお前はバカ!」 白燐会長「え? 雨宮様の慰み者? 照れますわ(テレテレ)」 ダスト「耳腐ってんのか! 寝耳に濃硫酸流し込むぞ!」 白燐会長「狂人の発想ですわね」 ダスト「お前だろうが! はぁ……はぁ……疲れた……」 白燐会長「体力ないですわねぇ。夜更かしでもしてるんじゃありませんか? 私は昨日雨宮様の妄想してて一睡もしてませんけど」 ダスト「不健康が祟って早く死ね。……本当、お前は頭おかしいな。狂ってやがる」 白燐会長「そうですか? ただ純粋なだけですよ、私は」 白燐会長「ただ、好きな人に構って欲しい……。それだけを望む、純粋な女の子ですもの」 白燐会長「本当に、ただそれだけですよ」 ダスト「……ふーん」 白燐会長「まぁその結果孕むのは必定ですけど」 ダスト「台無し」 白燐会長「別にどう思われてもいいですけど……。あ、私そろそろ雨宮様の所に行きませんと。失礼いたしますわ。今日はどこから飛びかかろうかなー(タッタッタッタッ)」 ダスト「飛びかかんなよ」 ダスト「…………純粋なだけ、ねぇ。お前は純粋『だけ』だろうに。」 ダスト「だから、お前は狂ってるんだよ」 ダスト「私はまともだけどな」 白燐会長「(タッタッタッタッ)嘘はいけませんわ!」 ダスト「はよ行けや! クールに締めようとしてんのに! 死ね!」 第十話お了い。
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