「激辛好きはお留守番」

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妹友達「えー。だって私より年下でしょ? 精神面」 店員「しばきますよ!? 年上ですから! 精神面!」 妹友達「まぁロリは背伸びしたがりますからねー。はいはいそうですねそうですね」 店員「年下を扱うみたいにあしらわれた!?」 店長「因みに姉さんの精神年齢は?」 姉「21歳」 店長「(なんでみんなちょっと歳足して申告するんや……。これが若さなんか……)」 姉「因みに貴様は12歳」 店長「ウチは実年齢と一緒やから。老いも若返りもしてへんわ」 姉「……実際何歳?」 店長「……少なくともあんたらより干支一回り分は年上や」 姉「……!?」 店員「……!?」 妹友達「」 店長「上二人が驚愕するのはこの際流すわ。なんでこのロリコンは失神してんねん」 妹友達「ハッ!? じ、実はあまりに肉体年齢とかけ離れた実年齢だよとかいうとてつもない嘘を聞いて意識を手放してしまった! さて、店長さんって何歳ですか? 14歳?」 店長「少なくともあんたより14は年上」 妹友達「」 店長「また失神した」 姉「(ま、まぁ、仮にも店長だからな。それなりにキャリアを積んでいるんだから、歳もそれなりに……いやでも見た目と釣り合ってないだろう……。私も弟との将来の為に、今から美容に力を入れてこの領域に入るべきなのか……? いやでも美容どころか、この世の因果に逆らう外法に手を染めたりしないとこの領域には入れなさそうだし……)」 店員「(…………これはこれで甘えやすい年齢差だからいいかも!)」 店長「よう分からんけどあんたらがウチのことを年上と認識してくれて嬉しいよ」
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