「激辛好きはお留守番」

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妹友達「私ってば昔、絵本で出てくる意地悪な魔女になりたいと思ってましたからねー」 店長「変わった子やわぁ。なんでやねん」 妹友達「多分意地悪な魔女の優位性に憧れたんじゃないですかね。ラストに行くまでは基本的に有利ですし。最後負けたりしますけど、そこにも有終の美を感じてたりしてたのかもしれません」 店長「めっちゃ他人事やな」 妹友達「だって子供の頃の夢ですもの。今なりたいのはロリを自由気ままに舐め回す人です」 店長「つまり犯罪者やんけ」 妹友達「世間的には百合だからセーフ」 店長「それはそれでアウトやろ」 姉「貴様は貴様でおさげメガネと危うげな感じな癖に……」 店長「それはこの子の頭がチャイルドなだけやからセーフセーフ(ポン)」 店員「頭ポンポンするなら撫でてください」 店長「ほらな(ワシャワシャ)」 店員「むふふ(テレテレ)」 姉「貴様、頭チャイルドとか割と酷いこと言われてるんだから少しは弁解しておけよ……」 妹友達「頭キ〇ガイに言われてもなぁ……って感じですけどね」 姉「頭崩壊させてやろうか(ガシッ)」 妹友達「頭鷲掴みにしないで! 発狂成分注入されるー!(ジタバタジタバタ)」 姉「発狂成分ってなんだよ。全く、貴様の悪口は的を外してるから怒る気が削がれるのが更にタチが悪いな(パッ)」 妹友達「(的を射抜いてるなんてレベルじゃないと思うですけど……)」 店長「(ノーツッコミノーツッコミ。くわばらくわばら)」 店員「(わしゃわしゃされるの楽しい)」
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