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姉「そんな衛星カメラなんかあるんだったら、さっさとウーパールーパーのところにでも行ってろこのパツ金ヤンデレ!」
白燐会長「ウーパールーパーやめろ! あと誰がヤンデレですか、失礼な! それが出来たらこんなところで油売ってませんわ! 雨宮様は割と頻繁な頻度で衛星カメラから消えてしまうから見失いやすいんですのよ!」
弟「衛星で監視する方もすごいけど、それから逃れる方もすごいな」
白燐会長「そうでしょう、雨宮様はすごいのですわ! ですけど衛星から逃れるすごさは発揮して欲しくなかった! そんなすごさを発揮するから私がこんなに雨宮様求めて徘徊しているのですよ! そしてそんな鬱々とした私の前で楽しそうにお昼ご飯を食べているブラコンシスコンがいたからストレス発散に恨み言でも聞かせてやろうと声を掛けたのですわ」
姉「はた迷惑極まりない!」
弟「早く帰ってくれないかなぁ」
白燐会長「雨宮様が見つかり次第どっか行きますわ」
姉「こいつ居座る気満々だぞ」
弟「探しに行かないと見つかるものも見つかりませんよ」
白燐会長「経験上、衛星から消えた時の雨宮様は探し歩いても見つかる可能性は限りなく低いですわ。ですから、雨宮様が現れそうなところで待機するのが最善手です。雨宮様の家とか」
姉「また余罪が一つ明らかに……」
弟「不法侵入は犯罪ですよ」
白燐会長「知ってますわ。だから怪しい奴が入り込まないように、私が警備しませんと。内から」
姉「こりゃもうダメだ。頭の中が腐ってやがる」
弟「腐ってる程度で済んでたらいいけどな」
白燐会長「人をゾンビみたいに言わないでくださいまし」
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