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白燐会長「そう、私の愛の炎が燃え上がっているのは雨宮様の所為。これは責任取って燃えるような生セッ◯スをするべきですわ! 雨宮様は何処に!?」
姉「はいはい黒髪ひね男の所為黒髪ひね男の……あ」
弟「ん? あ」
「あーちゃんが作ってくれたお弁当、美味しかったよ(スタスタ)」
「ふふっ、ありがとう。私も美味しかったわ。あなたがあーん、ってしてくれたからかしら(スタスタ)」
「(カァァ)」
「ふふふ、本当に照れるあなたは可愛いわぁ。大好きよ(ギュッ)」
「ぼ、僕もだよ(テレテレ)」
「あら嬉しい。嬉しいからもっとくっついちゃお」
白燐会長「デトロイトラァブ!!! ソコをドケェ♀がぁ!(ダダダダッ)」
「ギャアアアアア!? あーちゃんにメロメロになって油断して感知してなかった! てか月ヶ洞の迫り方怖っ! 逃げようあーちゃん!」
「お姫様抱っこ」
「お安い御用だ!(ギュッ ダッ)」
白燐会長「待てやオルラァ! 私の愛を受け止めろォ! ギシャシャシャシャ!(シャカシャカシャカシャカ)」
「せめて追うにしても二足歩行で追ってこいよ! なんで四つん這いで高速移動しながら追いかけてくるんだ! 怖いわ!(ダダダダッ)」
姉「……危機は去ったな」
弟「ああ、俺たちは助かったんだ」
キーンコーンカーンコーン……
姉「予鈴鳴り始めた!?」
弟「やべぇ! 昼飯食べ終わってないのに! 掻っ込め掻っ込め!」
この後教室の位置関係上弟だけ遅刻した
弟「悪意を感じるオチだ!」
第二話お了い。
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