「ベッド下娘がいる日常」

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ダスト「うるせぇ! 韋駄天が如き速さでお前を抹殺するぞ!」 姉「結局速さからは逃れられないのか……。と言うか抹殺などさせん。弟が二十四時間年中無休で私を守ってくれているからな。トイレの時もお風呂の時もおやすみの時も」 弟「何故最も実現不可能な所三つをピックアップしたんだ。二十四時間警備とかしてないから。してもせいぜい十二時間くらいだから」 ダスト「半日もしてるじゃねーか! なんでだよ!なんでそんな長時間なんだよ!」 弟「いや同じ家に住んでるからさ。警備してる気がなくても、結果的に警備してるような感じになるかなって。基本家にいる時はお互い目の届く範囲の所にいるし。リビングとか俺の部屋とか」 ダスト「前半は良しとしよう! しかし後半はおかしいだろ! 弟の部屋に入り浸っていいのは私だけだ!」 姉「いや貴様は本来この家の敷居を跨ぐのすら許可されていないからな? 法に触れてるからな?」 ダスト「弟はいいって言ってるからいいんだよ! そっちこそ勝手に弟の部屋に入るなよなー! このサンクチュアリに入れるのは過去現在未来どの時間軸でも己に落ち度の無い聖人だけだぞ!」 姉「なら貴様は入った瞬間に蒸発して消えて然るべきだな不法侵入者」 ダスト「弟がいつでも来ていやらしいことしようぜ! って言ってたからいいんだよ!」 姉「(ミチミチミチミチ)」 弟「待って手加減無しで耳引っ張るのは洒落にならないからこれ千切れるやつだから欠損するからやめておいやめろ本当にやめてって言ってんだろご飯無しにするぞこら」
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