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弟「そうか? でも有名な言葉があるじゃないか。喧嘩するほど仲がいいってさ」
姉「何を言う弟! 喧嘩程度で収まるか! 私はこいつの存在をこの世から消滅させるつもりだ!」
ダスト「私はこいつを永遠に死ねず、拷問を受け続ける責め苦を与えようと思ってるぞ」
弟「どっちも実現不可だから安心だ。何の心配もない、心地の良い日だ」
姉「ハサミハサミ……(ゴソゴソ)」
ダスト「尖ったえんぴつはっと……(ゴソゴソ)」
弟「死の足音がすぐそばに。実現しようとすんな。やめろやめろ。あと風呂洗うって話忘れてないだろうな?」
姉「止めるな弟! 判別不能になるまで切り刻むから! あと忘れてた!」
ダスト「まぁそう邪魔するな弟。芯を爪と指の間に刺すだけだって。あと忘れてた」
弟「忘れんなよ。あとハサミと尖ったえんぴつを置いて壁に手を付けろ。不審な動きはするなよ」
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