「インスタントあねちか」

「ベッド下娘がいる日常」

姉「姉にエロいことをしないシスコンなどいるか！」

弟「知らんわ。まずシスコンがいてたまるか。少なくともこの場にな」

姉「おいおい、シスコン(弟)が何を言うんだ。漫画版だったらシスコンのルビが弟になるくらいシスコンなくせに」

弟「漫画版を見越した発言をするな。実現したらどうする」

ダスト「本当だぜ、テキトーなこと抜かしやがって。な、会うたび性行為してる親友(弟)」

弟「お前それだけ長い呼び名のルビを一文字にする気かよ。いや違う。まずそんな呼び方をされる謂れはない」

ダスト「この前深夜の公園でしたじゃねーか！」

弟「お前嘘な上になんでそんなにアブノーマルなんだよ。誰も騙されんわ。だから姉ちゃんは構えない構えない、一休み一休み」

姉「一休さんか！ 殺る気を削がれてしまったじゃないか！」

弟「上手くいなせて良かったよ。これからはこういう風に対処するわ」

姉「お姉ちゃん用のマニュアルが立てられていく！ それ最終的に私を孕ませるんだよな？」

弟「『そこは重要だぞ？』みたいな顔してとんでもないこと聞いてくんな。ハラハラするわ」

姉「二回は孕ませるのか……」

弟「そんな重たいことをハラハラなんて軽そうな四文字に孕ませないわ。ああもう、言葉尻を相手の言葉に近付けてしまうこの癖死ね！」

ダスト「唐突な自分への罵倒でビビるわ。弟は言葉遊びとかそういうの好きだからなー。あと私のことも好きすぎで濡れる」

弟「五分くらい口閉じろ」