「実際こんなに話し込む客と店員は駄目だと思います」

18/21
前へ
/310ページ
次へ
姉「つまり、二人の絆が引き起こした……ということだな!」 弟「人を泣かせるような絆があってたまるか。それはもう絆じゃないよ。人として大切なものに傷入ってるだけだよ」 姉「いわゆる傷心か」 弟「確かに心傷付けてるけど。ほら、早く謝りなさい。怖がらせてごめんって」 姉「まだ怖がらせるだけでごめんね」 店員「店長助けてー! 将来的に殺されるー!(ギュー!)」 店長「ウチも死ぬらしいで(ナデナデ)」 店員「死ぬ時は一緒ですよ!(ギュー!)」 店長「そうならんよう頑張ろかー(ナデナデ)」 弟「こらバカ姉(ベチン)」 姉「いたっ!? 弟の弟でデコピンされた!」 弟「俺の指だよ。これが俺の俺ならどんだけ俺の俺は細いんだ」 店長「ツッコミどころそこ違うやろ」 姉「確かに、弟の弟はデカくて太くて硬くてエログロいからな。さっきのは失言だ。ごめんなさい」 弟「今のも失言だけどな。と言うか硬さは判別不可だろう」 店長「他は判別可能なんか……」 弟「脱衣所入ってくるんですよ姉ちゃん。叩き出しますけど」 店長「(それでも残り三つ判別出来たらアカンやろ……。この姉弟の冗談は重たいわ)」
/310ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1195人が本棚に入れています
本棚に追加