「実際こんなに話し込む客と店員は駄目だと思います」

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姉「別に別離してもいいし。片胸取れたら会計するんだな」 店員「両乳無事なまま会計しますよ! 弟くん助けて! 太ももを指先で一秒触ってもいいから!」 姉「クソビッ〇だな」 店員「これでも!? だいぶ控えめだと思うんですけど!」 弟「はしたなさが足りない」 店員「お前はノリノリか! 冗談ですよ! 本気で言うわけないでしょうが! 助けてー! お礼は特に無いけど助けてー!」 姉「はしたなさが足りないとはどういうことだ弟。もっとサービスでもしてほしかったのか?(ギギギギ)」 弟「江里須ちゃん助けて」 店員「アイアンクローされてるし! こっちも助けて欲しいわ! 店長ー! いいかげん離してください! 会計できませんよ!」 店長「チッ。会計終わったらもぐからな(パッ)」 店員「会計終わってももがないでください! はい、会計しますよ」 弟「はいお金(チャリン)」 店員「弟くんよくアイアンクローされながら冷静に財布からお金出せますね。はいちょうど」 弟「はいどうも」 店員「何事もないように返事してますけどまだアイアンクロー続いてますからね? 大丈夫ですか?」 弟「大丈夫すぐ抜けれるし(スルッ)」 姉「ええっ!? 自慢のアイアンクローが!」 弟「そしてたまには仕返ししないとなほらアームロック(ガキィ)」 姉「あいだだだだだだ!? 古武道!? 孤独な古武道じゃないかこれ!?」 弟「最近姉ちゃんすぐ殺すとか言い過ぎだから躾しないと。この状態で帰るわ。じゃあまた(グイグイ)」 姉「痛い痛い痛い気持ち良い! 弟に躾られるのいいのぉ! 弟に叱られるのらいしゅきぃ! でも痛い!(ウィーン)」 店員「……ありがとうございましたー」 店長「たまには弟くんも怒るんやな」 店員「姉さん喜んでましたけどね」 店長「せやな。世の中には痛めつけられて喜ぶ人もおるんやな。あんたも喜ばしたろ(ギギギギ)」 店員「ぎゃあああああ!? さっきの冗談じゃなかった!!!」 第五話お了い。
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