「外食嫌いのお話」

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姉「弟にそう褒められると身体がむず痒くなるぞ」 弟「そのむず痒さは多分恥ずかしさから来るやつだぞ」 姉「いや、視姦されているからだな。それはともかく」 弟「事実を捻じ曲げないで欲しい」 姉「聞こえんな。それはともかく、自炊に比べて、外食とはお金がかかるものだ。いや、確かに安上がりなファーストフード店などもあるだろう。しかし、かといって、安上がりなファーストフード店に行こうものなら栄養が偏る。そんな負の二者択一を弟は愚かにも選んでしまうのか!? それでも私の弟か!」 弟「月に一回もない外食ガタガタ文句言うんじゃねぇ」 姉「ごめんなさい」 弟「弱っ! と言うか、まぁ姉ちゃんが言うことももっともだけどな。それは頻繁に外食に行く人に該当することだと思うぞ。ウチでは当てはまりません。あと、デメリットばかり前に出すな。外食業界に目を付けられたらどうするんだ」 姉「弟は一体何を危惧しているんだ。まぁメリットなぁ、手軽さと時間の短縮くらいしか私には浮かばないぞ」 弟「それが今の俺たちにとって重要なんだよ。主に手軽さが。材料無いって言ってるだろ。早く行くぞ」 姉「まぁ待て弟。今回は私がごねにごねて、結局外食に行かないってオチなんだから、潔く諦めるんだ」 弟「何たるネタバレ! いや、俺は抗ってみせるぞ! 未来を変えてやる! ダイ◯ージェンス1%の壁を越えてやる!」 姉「外食ごときで壮大な決意だな」 弟「その決意をさせた姉ちゃんが言うな」
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