「インスタントあねちか」

｢シスブラロリロリコン｣

妹｢それももっとも！ お姉ちゃん！ デコピンしないでよ！｣

姉｢わ(ﾊﾞﾁﾞﾝ)か(ﾊﾞﾁﾞﾝ)っ(ﾊﾞﾁﾞﾝ)た(ﾊﾞﾁﾞﾝ)｣

妹｢いづぁい！ 一文字ごとにデコピンしてくるし！ なんにも分かってないし！｣

弟｢姉ちゃん、うるさい。今日の晩飯デコピンな｣

姉｢食べるものじゃない！ やめるから私の好きな食べ物にしてくれ！｣

妹友達｢飯抜きを嫌がるばかりか好物まで要求してる……｣

姉｢これが交渉術というやつだ！｣

妹友達｢それ成功してから言ってください｣

弟｢なら今日はブリのフライな｣

姉｢ほらな！｣

妹友達｢成功した！？ お兄さん、お姉さんに甘すぎないですか！？｣

弟｢いや、ブリのフライは俺が食べたいだけだ。姉ちゃんの好物を作るなら親子丼になってたぞ｣

姉｢だがしかし、親子丼が大好物だが、正直弟が作る料理は全部好物だから何が来ても問題ないんだぞ｣

妹友達｢そんなオチですか……とてつもなくつまらないし、このまま上手くいくのはそこはかとなく不満ですね｣

弟｢そこまで猛烈に不平不満言うなよ。何がそこまでお前を突き動かすんだ｣

妹友達｢私を突いて動かしたい？ もう、お兄さん。そのことは秘密って言ったじゃないですか｣

姉｢(ｽﾊﾟﾝ!)｣

妹｢(ｹﾞｼｹﾞｼｹﾞｼｹﾞｼ)｣

弟｢やめっ、やめろっ！ テメェはどんだけ腹ん中真っ黒なんだ！ えげつない嘘を足を払うな頭を踏むな！ リンチやめろ！｣

妹友達｢(お兄さんがボコられてるのめっちゃ面白い)｣