「インスタントあねちか」

｢シスブラロリロリコン｣

妹友達｢ハッハッハ、冗談ですよ冗談。エロ同人の世界線に移動でもしない限りそんなこと起きませんって｣

姉｢貴様ァ！ よくもそんな心臓が凍るような冗談を言えたものだな！｣

妹｢そうよ！ 冗談でもそんなこと言ったらダメよ！｣

弟｢お前いつか本気で腹殴るからな｣

妹友達｢ふふ、甘いですね。殴られる覚悟もなくそんなこと言いませんよ。まぁ実際に殴られたら即泣きますけど｣

弟｢遠回しの脅迫じゃねえか。覚悟完了してるんなら泣くなよ｣

妹友達｢まぁ覚悟って言葉使ったからそう言われるのも仕方ないですけど、多分泣かない覚悟してても泣いちゃいますよ。私打たれ弱いですもの。肉体的には｣

弟｢精神的には？｣

妹友達｢そりゃ強いですよ。何言われてもビクともしません。まぁ私がえげつないこと言ってるんですから、えげつないこと言われるのは仕方ないですよね。ほら、お兄さん。罵ってもいいですよ。このクソガキが！ とか｣

弟｢うるさいクソガキ｣

妹友達｢ふえええええん！ お兄さんが酷いこと言うー！ ふえええええん！(ｷﾞｭｰ)｣

妹｢兄ちゃんのクソ野郎め！ 死ね！(ｷﾞｭｰ)｣

弟｢しまった、罠か｣

姉｢でも実際あいつクソガキだから弟悪くないな。一番悪いのは妹子｣

弟｢めちゃくちゃでもいいからせめて理由を述べてから悪いって言ってやれよ。唐突すぎるだろ｣

妹｢いやまず悪いって言うのをやめてよ！ このタイミングでアタシが悪いって言われる筋合いないもん！｣

妹友達｢筋はあるでしょーが！！！(ｶｯ!)｣

妹｢ほら見て！ このタイミングで一番悪いのは友ちゃんだから！ 本当に言うことえげつない！｣