第1章
9/9
読書設定
目次
前へ
/
9ページ
次へ
電車を降りて、駅を出る。 街中に流れるジングルベルの音楽を聴きながら。 寒さに肩をすぼめて、足早に家に急ぐ。 ちらつき始めた雪は、その粒を大きくして。 綿のようにふわりふわりと、舞い落ちてきた。 今年のプレゼントは、雪だけみたいだ。 また、気長に待つことにしよう。 いつかその日が来ることを願い。 玄関のドアを閉めた。
/
9ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
22(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!