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ある王国の路地裏に仄かに発光する魔法陣が現れたかと思うと1人の少年を召喚して幻のようにフッと消えた。
「…ん、ちゃんと神様まともな場所に送ってくれたみたいだな」
少年はゆっくり立ち上がると膝についた土をパタパタ払った。
一頻り払うと少年はハッと我に返り虚空を見上げた。
「ついて行けず『展開早すぎわろたwww』とか言ってるであろう読者の皆さんに三行で説明しよう、俺がこうしてここにいる経緯を!」
少年は溜めをつくって凛ッ!と笑った
「俺氏死亡、英霊の座へ
(器でかすぎて)おめーの席、ねーから!
能力もらい転生←今ここ」
少年は満足げにフフンと笑った。
「ちょっとやってみたかったんだよね巷で流行りの『今北産業』ってやつ?ww
あー、満足!」
鷹揚に頷きながら開始早々草を生やし始めた主人公には悪いがそろそろ話を進めてもらうとしよう。
「了解了解!
えーっ、俺の名前は斬臣 荊夜(きりおみ/きょうや)。生前はヴァチカンの代行者やりながらC○DE:BREAKERみたいな仕事してたごく普通の高校生!
ご先祖様方が色んな血筋とハッスルしたお陰で本名はもっと全然長いんだけど、とりま今はこれでwww
尊敬してるのは零崎双識さんと死神執事と麻婆親父、あとはご先祖様方かなwww
もらった能力とかはまぁ、追々ってことでww
あ、因みに、初期の方は生前から会得してたスキルばっかでこの世界の猛者どもをシバき倒す予定だぜいww」
はいはい分かりやすい伏線ありがとねー。とまぁ、そんな感じで進んで行きましょうかね。
「あーそばせた視線はマーダー♪
くーもの中みたいyou wonder♪
かーんじられるのは凄い殺気、you feel it 脅威♪」
しゅじんこう は まち へ くりだした!
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