Love hunter 3

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他の企画部の輪に入ると、仕事の話で盛り上がっていた。

私も早く追いつきたいな。目指すは坂本さんみたいな人。颯爽としてて仕事も出来て人望もある。憧れの先輩を早くも見つけた私はラッキーだ。

ふと周りを見ると、ガラス扉が目に留まった。あれ……ここって入口？同じようなドアが反対側にもあるけれど、とても広い個室で感覚が鈍る。

「彩星ちゃーん」

さっき遠くから私を呼んでいた、営業さんだ。

「一緒に飲まない？」

「はい。ご一緒します」

笑って返事するけど、結構お疲れ気味。

歯科でもこんなに作った笑顔をしたことがない。
今日は、頬が筋肉痛になりそうだ。