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「――構うもんか。教師になりたくてこんなとこまで来たわけじゃない」 学校を出てすぐ 交差点の赤信号につかまると――。 「ンッ……」 運転席から身を乗り出し 司は唐突に僕の唇を奪った。 「授業の間中、おまえを抱くことばかり考えてたよ」 すぐ後ろには 僕と同じ制服を着た生徒たちの集団が迫ってきている。 「本当は……?何しに来たのさ?」
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