その日の夜

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海)おい。桃城 桃)よぉー。マムシ イラ……。 そのマムシって呼び方お前にされるのはムカつくぜ。 だが、そのことはまだいい。 海)お前はどう思う。 桃)あー。跡部さんが言ってた話かぁ? 海)あぁ……。お前、随分大人しいじゃねぇか。 桃)………死ぬとか生きなきゃいけねぇとかわからねぇんだ。 動物も人間もいつか終わりが来るだろ。だから、俺は最後まで楽しんで死ねたら最高だし 楽し尽くして生きてるのも最高だ。…海堂。お前はどうなんだ。 海)ッ……。(まさかお前がそんな事言うとは思わなかったから狂っちまったぜ…)おっ…俺は!…まだ考えてねぇよ……。 桃)なんだ…以外だなーマムシの癖に ククッ 海)んだとぉ?!……ゴホンッ くそっじゃーなっ!! そう言いジャージのズボンポケットに手を入れ早歩きし戻って行こうとしたら後ろから聞こえた。 予想だにしなかった言葉。 「お前が殺してくれるんだろ! 海堂、宜しく頼んだぞ~」 そう言い桃城は走りに言ってしまった。
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