プロローグ 

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幸せが訪れた分だけ、不幸がやってくる なんて、誰が言ったのだろうか。 幸せに包まれた生活を送っている者には、調子に乗るなという意味にもとれるし。 不幸が訪れた者には、諦めるなという意味にもとれる。 はたして、この発言をした者は、どういう意味で言ったのだろうか。 解らない。 解る訳が無いのである。 だから、結局大事なのは、自分自身がこの言葉をどういう意味で受け取るか。 それに限るのである。 たったそれだけなのだ。
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