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「美咲達も帰れますか?」
「ああ。 彼女達は相当疲れてるはずだからね。
今日は簡単な聴取だけにするように伝えてあるから、そろそろ終わるはずだよ」
「良かった」
「あっ、君達。
1階にある指輪の修理屋さんに、みんなの指輪を外してもらえるように頼んであるから、先に指輪屋の修理屋さん寄ってから帰るんだよ」
高橋刑事に言われて、まだ指輪をつけている事を思い出した。
「わかりました。
美咲達を待って帰ります」
エレベーターを6階で降りると、美咲達はちょうど聴取が終わったところだったのかみんなで話していた。
「お疲れ様。
今から、指輪の修理屋さんに寄って、指輪を外してから帰るように言われたよ」
「南!」
美咲が抱きついてきた。
「俺に抱きついてくれたらいいのに」
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