ペナルティルーム 2部

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ペナルティルーム 2部

「ハピフレどうなったんだろうね?」 美咲の質問に誰も答えない。 佐藤探偵にハピフレに関わるなと言われて1ヶ月、みんなその間ハピフレにログインしていなかった。  そして、ハピフレに関する情報をシャットダウンしていた。 『俺、今から見てくる。もうハピフレ閉鎖されてる気がするけどな』 こういう時に1番に行動するのは克だ。 『克、気をつけろよ。もしかして高田取締役がログイン情報をチェックしてるかもしれないぞ』 『えっ、まさかそんな事ないよね? ハピフレには警察の捜査が入っているんだから。 でも、克、先に佐藤探偵に確認した方が良いよ』 山の言葉に、思わずメッセージを書いた。 克が危険な目に遭うのは絶対に嫌。 『南は克が心配なんだね。 大丈夫だって。逆に高田取締役がハピフレを監視していたら、警察が高田取締役を捕まえる事が出来ると思うよ』 美咲は私が克を好きな事に気づいているのかな。 それにしても、克からの返信がないって事は、克はもうハピフレをチェックしに行ったのだ。 克の行動力がありすぎなところが心配すぎる。 『俺も見てくるよ。すぐに克をつれて帰ってくるから、南、心配するなよ』 マサったら! 私と克は付き合っている訳じゃないのに、こうやって冷やかされると恥ずかしすぎる。 『南、マサがハピフレ見に行ってくれて良かったな。 克のやつ、美人の巨乳ちゃんがいたら帰ってこないかもしれないもんな』 『拓!!  ふざけないでよ(笑)』 『克ならありえそう』 『克、だから(笑)』 翼と仁が拓に同意する。 『もう! 拓も翼も仁もひどい。 私は別に克が巨乳美人と仲良くなっても、何とも思わないんだから!』
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