ペナルティルーム

ペナルティルーム 2部

『俺、今から運営に野球拳チャットル－ムと王様ゲームチャットル－ムを復活して欲しいって投稿してくるわ』

克はそう言うといなくなったから、本当に運営に投稿しにいったらしい。

『さすが克だね。行動が早い。
ただ、俺は野球拳や王様ゲームと聞くと、ペナルティルームに監禁されていた事を思い出しちゃうけど。って、美咲は平気なの？』

『私は平気だよ。　
立ち直るのが早いのが取り柄だもん』

マサの言葉に美咲が答える。

ペナルティルームから出てきたマサは傷だらけだった。マサが思い出すのは当たり前だと思う。美咲が強すぎるんだね。

『俺は美咲のエロい姿を誰にも見せたくないぃ！』

のりったら。
それはそうよね、彼女の恥ずかしい姿を友達に見せたいなんて普通は思わないよ。

『そう？　私は平気なんだけどなぁ。
ここにいるのはみんな仲間だし』

『美咲ったら。私、のりの気持ちわかるよ』

『そっかぁ。わかった。気をつける。
のりは大事な彼氏だからね』

こういう天然で素直な美咲が大好き。
私のアバタ－で美咲のアバタ－を抱きしめた。