ペナルティルーム 2部

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『南の事だから、そんな気がした。 俺達には拓と佐藤探偵がついているんだぜ。あっという間に田中一郎とやらを特定してくれるって。 南は何も気にせず眠れ』 『そうだよね。私、ハピフレ事件のせいでちょっとナーバスになってた。 克がラインしてくれて助かったよ。寝れそうな気がする』 『よしよし。じゃ、俺が怪談でもしてやるよ』 『怪談って、怖いから無理っ! もう寝る、おやすみなさい』 『おやすみ-! いい夢みろよ』 克はちょっとエロいし女好きだし、いつもふざけている。 だけど、本当はとっても優しくて思いやりがある人。 克の声を聞いたおかげで、あっと言う間に眠りにつく事が出来た。 次の日の昼休み、ハピコミに1人でログインするのが怖くて、美咲にラインをして一緒にログインしてもらった。 『良かった。田中一郎からメッセ-ジはきてない』 『田中一郎も、自分が特定されるのが怖くなったんじゃない? とりあえず、良かった。さあ、ハピコミバトルの為にレベルを上げとかないとね』 『うん。いつも助けてもらうばかりじゃだめだもんね。時間がある時にレベル上げ頑張る』 美咲と会話しながらハピコミバトルのレベル上げをする。って言ってもひたすらクリックするだけだけど。
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