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『南の事だから、そんな気がした。
俺達には拓と佐藤探偵がついているんだぜ。あっという間に田中一郎とやらを特定してくれるって。
南は何も気にせず眠れ』
『そうだよね。私、ハピフレ事件のせいでちょっとナーバスになってた。
克がラインしてくれて助かったよ。寝れそうな気がする』
『よしよし。じゃ、俺が怪談でもしてやるよ』
『怪談って、怖いから無理っ! もう寝る、おやすみなさい』
『おやすみ-! いい夢みろよ』
克はちょっとエロいし女好きだし、いつもふざけている。 だけど、本当はとっても優しくて思いやりがある人。
克の声を聞いたおかげで、あっと言う間に眠りにつく事が出来た。
次の日の昼休み、ハピコミに1人でログインするのが怖くて、美咲にラインをして一緒にログインしてもらった。
『良かった。田中一郎からメッセ-ジはきてない』
『田中一郎も、自分が特定されるのが怖くなったんじゃない?
とりあえず、良かった。さあ、ハピコミバトルの為にレベルを上げとかないとね』
『うん。いつも助けてもらうばかりじゃだめだもんね。時間がある時にレベル上げ頑張る』
美咲と会話しながらハピコミバトルのレベル上げをする。って言ってもひたすらクリックするだけだけど。
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